卓球ジャパンオープン札幌大会女子決勝戦、孫選手と劉選手の対戦を観戦しました。流れは劉選手に傾いた6ゲーム目を孫選手が戦術を少し変えて一気に勝利を引き寄せる素晴らしい内容だったと思います。
昔から大好きな劉選手に勝ってほしかったけどすごい試合を見せていただきました。ありがとう!— 卓球初心者110番 (@id_takkyu) 2019年6月16日

ツイッターに投降した内容です。

ジャパンオープン女子決勝で優勝した 孫穎莎 選手

元全日本チャンピオンの梅村礼さんのコメントより

女子シングルス準決勝
孫穎莎(中国) 4,9,-4,-6,-7,8,3 劉詩雯(中国)

 2人とも前陣両ハンドドライブを得意とする同じようなタイプの選手ですが、スピードの劉詩雯に対して、孫穎莎は「スピード+パワー」でした。特に差が出たのが、バックハンドですね。劉詩雯はラケットが下から出ていましたが、孫穎莎は上から出ていました。劉詩雯が持ち上げたボールを、孫穎莎が上からかぶせて打ち抜くという展開が随所で見られました。

 それにしても孫穎莎はミスも少なく、相手もよく見えていて非常に出来がよかったですね。序盤の勢いで押し切るかと思われましたが、劉詩雯も意地を見せました。劉詩雯はバック対バックで1本ミドルを入れる、バック対バックから相手がコースを変えるのを待っていてカウンターするなど、速さだけではなく戦術、試合運びで3対2と逆転したのはさすが世界チャンピオンというところですね。

 ただ、最後は孫穎莎がパワーで持って行ったという感じになりました。先ほどいいましたが、劉詩雯は下回転のボールをドライブしたところからラリーを始めるつもりが、孫穎莎はそのボールを狙い打っていたので、最終的にはその差が勝敗につながったのと思います。バック対バックでは勝てないと判断したのか劉詩雯は回り込みも見せましたが、孫穎莎はそれも見越して、バックストレートを突くなどして、うまく対応していました。本気で優勝を狙いに来ているという気迫を感じました。

 準決勝で劉詩雯に敗れた平野美宇も小柄で右シェークの前陣両ハンドドライブ型でタイプが似ていますが、ストライクゾーンというか強く正確なボールを打てる範囲の広さに中国選手との違いを感じました。
 待っているところに来たときは、平野もものすごくいいボールを打ちますが、少しタイミングやコースを外されたときに、やはり精度と威力が落ちてしまう。その調整力、対応力の差を感じました。特に同タイプ同士の対戦になるとミスが少ない方が勝つので、そこは課題と言えるかもしれません。

https://www.butterfly.co.jp/takurepo/tournament/detail/012885.html

孫穎莎と言えば、日本の平野美宇選手のコピーとして育成された選手だと聞いておりますが、間違えたらすみません。

それにしても、素晴らしい内容の試合になりました。

劉詩雯選手はさすがにベテランらしく、試合の流れを変えて3ゲーム連取して王手をかけましたが、孫選手も戦術を変えて流れを引き戻す戦いでフルゲームまで持ち込んだ実力派素晴らしいと思います。

私が何よりも中国選手の素晴らしいと思うところは・・・・

とても速いラリーのなかでも体の軸がぶれないところです。

だから、あの速いラリーに何本もついていけるのだと思います。

それを実現させるためには、とてもハードなトレーニングをしているのではないかと思っております。

私は生徒さんや高校生に教えたりするときは、頭を傾けないようにしなさいと言っております。

頭を傾けない?とは・・・・

ボールを追いかけて取りに行くときに、必ず頭を相手コートに向けて倒れないようにすることで、元の位置に戻りやすくなるということです。

また、世界のトップ選手を見ていると強打するときでも、昔のように足を踏み込んで打つのではなく、頭を軸とした回転で打っているように見えます。

軸回転で打つほうが速いラリーや連続に打つときには、安定して打てるからだと思います。

孫穎莎選手と劉詩雯選手の映像を見ながら、足の動き・フォアハンド、バックハンドからどのコースに打つのが得意とするのかを見て勉強したいと思います。

あなたも動画を見てぜひ学んでください。  では・・・・